iRIClib とは

iRIClib は、ソルバー、格子生成プログラムをiRICと連携させるためのライブラリです。

iRIC は、ソルバー、格子生成プログラムとの情報の入出力に使う計算データファイル、 格子生成データファイルに CGNS ファイルを利用しています。 CGNS ファイルの入出力関数群は cgnslib というライブラリとしてオープンソースで公開されています (CGNS ファイル、 CGNSライブラリに関する情報 参照)。 しかし、 cgnslib を直接利用して必要な入出力を記述すると、煩雑な処理を 記述する必要があります。

そこで、iRIC プロジェクトでは iRIC に対応するソルバーでよく利用する入出力処理を 簡便に記述するためのラッパー関数を提供するライブラリとして、iRIClib を用意しています。 単一の構造格子を用いて計算を行うソルバーと、格子生成プログラムの入出力処理は、 iRIClibで用意された関数を利用することで簡単に記述できます。

なお、複数の格子や非構造格子を使うソルバーなどで必要な関数は iRIClib では提供されません。そのようなソルバーでは、cgnslib で用意された関数を直接利用する必要があります。

この文書では、iRIClibを構成する関数群と利用例及びコンパイル方法について説明します。

この章の読み方

概要 で、iRIC がソルバー、格子生成プログラムについて想定している入出力処理と、 その処理のために用意している関数についてを説明します。

まずは、概要 を読んで iRIClib の概要についてご理解ください。 概要を理解したら、関数の引数のリストなどの詳細な情報は リファレンス を参照してください。