XML の基礎

この節では、iRIC でソルバー定義ファイル、格子生成プログラム定義ファイルに 用いられているXMLという言語の基礎について説明します。

要素の書き方

要素の開始は、要素名を "<" と ">" で囲って記述します。

要素の終了は、要素名を "</" と ">" で囲って記述します。

Item 要素の記述例を リスト 79 に示します。

リスト 79 要素の記述例
<Item>

</Item>

要素は、以下を持つことができます。

  • 子要素
  • 属性

要素は、同じ名前の子要素を複数持つことができます。 一方、属性は同じ名前の属性は1つしか持てません。 子要素 SubItem と、属性 name を持つ Item 要素の記述例を リスト 80 に示します。

リスト 80 要素の記述例
<Item name="sample">
  <SubItem>
  </SubItem>

  <SubItem>
  </SubItem>
</Item>

また、子要素を持たない要素は "<要素名 />" という形式で記述できます。例えば、 リスト 81, リスト 82 の要素は、読み込まれると同じデータとして処理されます。

リスト 81 子要素を持たない要素の記述例
<Item name="sample">

</Item>
リスト 82 子要素を持たない要素の記述例
<Item name="sample" />

タブ、スペース、改行について

XML では、タブ、スペース、改行は無視されますので、XML を読みやすくするために自由に追加できます。ただし、 属性の値の中のスペースなどは無視されません。

リスト 83, リスト 84, リスト 85 の要素は、 読み込まれるとすべて同じデータとして処理されます。

リスト 83 要素の記述例
<Item name="sample">
  <SubItem>
  </SubItem>
</Item>
リスト 84 要素の記述例
<Item
  name="sample"
>
  <SubItem></SubItem>
</Item>
リスト 85 要素の記述例
<Item name="sample"><SubItem></SubItem></Item>

コメントの書き方

XML では、"<!--" と "-->" で囲まれた間がコメントになります。 リスト 86 にコメントの記述例を示します。

リスト 86 コメントの記述例
<!-- この部分はコメントになります。-->
<Item name="sample">
  <SubItem>
  </SubItem>
</Item>