Fortran 言語で iriclib, cgnslib とリンクしてビルドする方法

iRIC と連携して動作するソルバー、格子生成プログラムをコンパイルするには、 cgnslib, iriclib とリンクする必要があります。 それぞれ、Intel Fortran Compiler と GNU Fortran では異なるライブラリを利用する 必要があります。それぞれで必要なライブラリのファイル名は 表 205 のとおりです。 ヘッダファイルは共通で、 "libcgns_f.h"、 "iriclib_f.h" です。

表 205 コンパイラ別の、iRIClib, cgnslib 関連のファイル名
コンパイラ iRIClib ライブラリ cgnslib ライブラリ
Intel Fortran Compiler iriclib_x64_ifort.lib cgnsdll_x64_ifort.lib
GNU Fortran(gfortran) iriclib.lib cgnsdll.lib

ソースコードのファイルが solver.f の時のコンパイル手順について以下に示します。 ただし、コンパイラの設定 (pathの設定など) は完了しているものとします。

Intel Fortran Compiler (Windows)

solver.f, cgnsdll_x64_ifort.lib, iriclib_x64_ifort.lib, cgnslib_f.h, iriclib_f.h を同じフォルダに置き、そこに移動して以下のコマンドを実行することで、 実行ファイル solver.exe が生成されます。

ifort solver.f cgnsdll_x64_ifort.lib iriclib_x64_ifort.lib /MD

コンパイル時には、同時に solver.exe.manifest というファイルも作成されます。 ソルバーをコピーする時はこのファイルも一緒にコピーし、同じフォルダに配置してください。

GNU Fortran

solver.f, cgnsdll.lib, iriclib.lib, cgnslib_f.h, iriclib_f.h を 同じフォルダに置き、そこに移動して以下のコマンドを実行することで、 実行ファイル solver.exe が生成されます。

gfortran -c solver.f
g++ -o solver.exe -lgfortran solver.o cgnsdll.lib iriclib.lib